誰かに呼ばれた気がして目を覚ますと、学校の玄関にいた。外はまだ暗い。
隣にいた友人のカケルに話を聞く。
カケルが言うには、僕は学校の七不思議に囚われており、謎を全て解き明かさなければ永遠に夜の学校から抜け出せないらしい。
カケルの言うことが嘘だとは思えないが念の為玄関の扉を開けようとしてみる。やはり開かなかった。
夜の学校は静かで、僕らの話し声と僕の足音以外は聞こえない。
こんなに気味の悪いところにずっといるわけにはいかない。
そう考えた僕はカケルと協力して脱出することを決意した。
- 謎を解いていくことでこの学校から脱出できる
- 謎が解けるまでは永遠に囚われたまま
- 謎解きに困ったときは、カケルの考えを聞いてみよう
- わからない言葉があったら調べながら進めよう
七不思議とは言ってもこの学校でそんな噂を聞いたことはない。
しばらく悩んでいると、見かねたのかカケルが口を開く。

ここから近いし理科室に行ってみようよ。
動く人体模型は七不思議の定番じゃないかな。